農業・商業・工業の守護神として、また延命厄除・必勝祈願の御神徳に広く信仰を集めています。
祭 神 … 建御名方神 大国主神 事代主神
例祭日 … 9月27日
月次祭 … 毎月27日 どなたでもご参列いただけます。午前10時までに神社へお越し下さい。
神紋 … 穀(梶)の葉
文明6年(1474年)、この地方は晴天が続き、水がすっかり枯れ果ててしまっていました。その影響は、人々の生活はもちろんのこと農作物にも及び、収穫を期待することは、殆ど出来ない状態でした。あてにしていた農作物が採れず、精神的にも肉体的にも苦しみ、疲れ切っていました。
そんなある日、城主 斯波右京大夫義春公の夢の中に「汝信仰の心あらば辰巳(東南)の方角樹木蒼にして荘厳の城に遷座せよ」とのお告げがありました。当時、このあたりは河原になっており、緑がありませんでした。まさに神に祈る思いで早速起工に踏み切り、雨乞いも続けられました。一日目が過ぎ、二日目が過ぎ、三日目の雨乞いの最中に、突然空が曇りだし大雨が降り出しました。待ちに待った大雨に城主も農民も大喜びでした。この雨をいただき、初めての収穫物である茄子がやっと採れたのでした。それ以来、人々は茄子を神の御加護と仰ぎ今日まで言い伝えられています。この時祀った神社が諏訪神社で今でも例大祭の折には、茄子を供え祈願しています。
又参拝者は茄子を五個程持参し供え、二個程持ち帰り神の御加護をいただく習慣が残っています。
平成14年に道路拡張に伴う境内整備を行いました。現在の社殿はこのときに建てられた物です。
山形七福神の一つに数えられています。
辰年、巳年の守護神です。
諏訪神社
住所:〒990-0033 山形県山形市諏訪町1丁目1-55
TEL:023-622-6358
FAX:023-632-1588
駐車場:有り
アクセス:山形駅からバスで5分・徒歩10分